資格のケンサク

技術士・技術士補

資格or検定
資格
難易度
★★★★☆
取得期間
4年以上
受験費用
第1次試験は11.000円、第2次試験は14.000円になります。
合格率
27.50%
試験回数
年1回
主催
(社)日本技術士会 技術士試験センター

技術士・技術士補ってどんな資格?

科学技術に関する高度な計画、研究、開発、設計、評価などの応用面に携わる技術者のための国家資格です。

技術士は高度かつ専門的な科学技術に関する分野において、研究・試験・計画などを行い、これらに対する指導・相談、製品の品質や製造工程の効率改善、事故の原因調査や損害査定などを行うプロフェッショナルです。

試験は1次と2次、口答試験があり、1次試験は基本・適性・共通・専門の4つの科目からなり、専門科目は技術部門ごとに分かれ全21種あります。

また、1次試験の合格者は4~10年の実務経験を積んでから2次試験の受験資格が得られ、2次試験を合格すると技術士として認定を受けることができます。

工業系資格の最高峰の国家資格といっても過言ではなく、科学技術に関するハイレベルな知識を持つ技術士として、絶大な評価を得られます。

技術士・技術士補を取得すると出来る仕事

技術士・技術士補就職先

コンサルタント会社、一般企業、研究所、設計事務所、不動産会社、建築会社、家電メーカー、住宅関連設備メーカー、機械メーカー、工場、コンピュータメーカー、ソフトウエアメーカー、電気・電子メーカーなど

土木・建築工学技術者

様々な建造物の土台となるのが土木工事で、道路建設のような建造物のない工事は、土木の仕事になります。それらの土木工事の計画から設計、施工、管理などのリーダーとして全体を把握し、現場がスムーズに動くように采配をふるうのが、土木工学技術者です。一方、建築物の強度や耐震性など、安全面を重視した工法や建築工学に基づいた施工技術を考え、建築現場の管理をするのが建築工学技術者です。これらの技術や工法などの研究を、大学や関連研究施設で行うのが土木・建築工学研究者となります。

プラント技術者・研究者

工業地帯に行くと、石油や化学製品、電気などを製造する巨大なコンビナートが並んでいたり、大きな工場群が現れます。そのような大規模なプラント(工場)を設計し、施工管理するのが、プラント技術者です。国内だけでなく、発展途上にある海外での仕事も多く、これまでのプラントを検証し、今後どのようなプラントを設計していけばいいかを研究します。環境がキーワードの昨今、単に効率や経済性を重視するのではなく、いかに環境を考えた安全性の高いプラントを作っていくか、そのための技術などを研究する研究者もいます。

機械技術者・研究者

家電製品、通信機器、OA機器など、様々な機械製品の設計・開発をはじめ、製品に必要なパーツとなる部品の製作も手がける仕事です。設計用の製図を描いたり、部品の構造や形状・寸法、使用材料など全体の製作工程に関する知識や技術が必要となります。製造後も、改良ポイントの整備をはじめ、新しい技術の導入など常に進歩が求められます。

宇宙工学技術者・研究者

人工衛星やロケット、宇宙ステーションなどの宇宙機器関連開発、設計、製造に携わります。国内では宇宙開発事業団をはじめとする政府の関係機関のプロジェクトに参画することもあります。人工衛星を使った気象観測、放送、防衛等のシステム開発に携わる研究者もいます。

技術士・技術士補の特徴

技術士・技術士補登録

第1次試験合格者が技術士を、第2次試験合格者が技術士補を名乗るためには文部科学大臣から指定された登録機関である(社)日本技術士会に申請を行わなければなりません。新規登録は手数料6.500円、登録免許税は技術士30.000円、技術士補は15.000円となっています。なお、技術士補は第2次試験合格と実務経験で第1次試験の受験ができるので、必ずしも登録は必要ありません。

受験内容

■第一次試験
【基本科目】
①設計・計画に関するもの(設計理論、システム設計等)
②情報・論理に関するもの(アルゴリズム、情報ネットワーク等)
③解析に関するもの(力学、電磁気学等)
④材料・化学・バイオに関するもの(材料特性、バイオテクノロジー等)
⑤技術連関(環境、エネルギー、品質管理、技術史等)

【適性科目】
技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性

【共通科目】
数学、物理学、化学、生物学、地学から2科目を選択

【専門科目】1技術部門選択
①機械・・・材料力学、機械力学・制御、熱工学、流体工学
②船舶・海洋・・・材料・構造力学、浮体の力学、計測・制御、機械及びシステム
③航空・宇宙・・・機体システム、航行援助施設、宇宙環境利用
④電気電子・・・発送配変電、電気応用、電子応用、情報通信、電気設備
⑤化学・・・セラミックス及び無機化学製品、有機化学製品、燃料及び潤滑油、高分子製品、化学装置及び設備
⑥繊維・・・繊維製品の製造及び評価
⑦金属・・・鉄鋼生産システム、非鉄生産システム、金属材料、表面技術、金属加工
⑧資源工学・・・資源の開発及び生産、資源循環及び環境
⑨建設・・・土質及び基礎、鋼構造及びコンクリート、都市及び地方計画、河川、砂防及び海岸・海洋、港湾及び空港、電力土木、道路、鉄道、トンネル、施工計画、施工設備及び積算、建設環境
⑩上下水道・・・上水道及び工業用水道、下水道、水道環境
⑪衛生工学・・・大気管理、水質管理、環境衛生工学(廃棄物管理を含む)、建築衛生工学(空気調和施設及び建築環境施設を含む)
⑫農業・・・畜産、農芸化学、農業土木、農業及び蚕糸、農村地域計画、農村環境、植物保護
⑬森林・・・林業、森林土木、林産、森林環境
⑭水産・・・漁業及び増養殖、水産加工、水産土木、水産水域環境
⑮経営工学・・・経営管理、数理・情報
⑯情報工学・・・コンピュータ科学、コンピュータ工学、ソフトウェア工学、情報システム・データ工学、情報ネットワーク
⑰応用理学・・・物理及び化学、地球物理及び地球化学、地質
⑱生物工学・・・細胞遺伝子工学、生物化学工学、生物環境工学
⑲環境・・・大気、水、土壌等の環境の保全、地球環境の保全、廃棄物等の物質循環の管理、環境の状況の測定分析及び監視、自然生態系及び風景の保全、自然環境の再生・修復及び自然とのふれあい推進
⑳原子力・放射線・・・原子力、放射線、エネルギー

■第二次試験 ※各技術部門の選択科目はいずれかを1科目を選択
<機械>
【必須科目】機械一般
【選択科目】①機械設計、②材料力学、③機械力学・制御、④動力エネルギー、⑤熱工学、⑥流体工学、⑦加工・ファクトリーオートメーション及び産業機械、⑧交通・物流機械及び建設機械、⑨ロボット、⑩情報・精密機器

<船舶・海洋>
【必須科目】船舶・海洋一般
【選択科目】①船舶、②海洋空間利用、③舶用機器

<航空・宇宙>
【必須科目】航空・宇宙一般
【選択科目】①機体システム、②航行援助施設、③宇宙環境利用

<電気電子>
【必須科目】電気電子一般
【選択科目】①発送配変電、②電気応用、③電子応用、④情報通信、⑤電気設備

<化学>
【必須科目】化学一般
【選択科目】①セラミックス及び無機化学製品、②有機化学製品、③燃料及び潤滑油、④高分子製品、⑤化学装置及び設備

<繊維>
【必須科目】繊維一般
【選択科目】①紡糸・加工糸の方法及び設備、②紡績及び製布、③繊維加工、④繊維二次製品の製造及び評価

<金属>
【必須科目】金属一般
【選択科目】①鉄鋼生産システム、②非鉄生産システム、③金属材料、④表面技術、⑤金属加工

<資源工学>
【必須科目】資源工学一般
【選択科目】①固体資源の開発及び生産、②流体資源の開発及び生産、③資源循環及び環境

<建設>
【必須科目】建設一般
【選択科目】①土質及び基礎、②鋼構造及びコンクリート、③都市及び地方計画、④河川、砂防及び海岸・海洋、⑤港湾及び空港、⑥電力土木、⑦道路、⑧鉄道、⑨トンネル、⑩施工計画、施工設備及び積算、⑪建設環境

<上下水道>
【必須科目】上下水道一般
【選択科目】①上水道及び工業用水道、②下水道、③水道環境

<衛生工学>
【必須科目】衛生工学一般
【選択科目】①大気管理、②水質管理、③廃棄物管理、④空気調和、⑤建築環境

<農業>
【必須科目】農業一般
【選択科目】①畜産、②農芸化学、③農業土木、④農業及び蚕糸、⑤農村地域計画、⑥農村環境、⑦植物保護

<森林>
【必須科目】森林一般
【選択科目】①林業、②森林土木、③林産、④森林環境

<水産>
【必須科目】水産一般
【選択科目】①漁業及び増養殖、②水産加工、③水産土木、④水産水域環境

<経営工学>
【必須科目】経営工学一般
【選択科目】①生産マネジメント、②サービスマネジメント、③ロジスティクス、④数理・情報、⑤金融工学

<情報工学>
【必須科目】情報工学一般
【選択科目】①コンピュータ工学、②ソフトウェア工学、③情報システム・データ工学、④情報ネットワーク

<応用理学>
【必須科目】応用理学一般
【選択科目】①物理及び化学、②地球物理及び地球科学、③地質

<生物工学>
【必須科目】生物工学一般
【選択科目】①細胞遺伝子工学、②生物化学工学、③生物環境工学

<環境>
【必須科目】環境一般
【選択科目】①環境保全計画、②環境測定、③自然環境保全、④環境影響評価

<原子力・放射線>
【必須科目】原子力・放射線一般
【選択科目】①原子炉システムの設計及び建設、②原子炉システムの運転及び保守、③核燃料サイクルの技術、④放射線利用、⑤放射線防護

<総合技術監理>
【必須科目】総合技術監理一般
【選択科目】※各技術部門及び選択科目に対応した選択科目の内容と同一

■第二次試験ー口頭試験
※総合技術監理部門以外の技術部門については専門とする事項に関する技術的体験論文を口頭試験前に提出
※総合技術監理部門については選択科目の専門とする事項および必須科目の総合技術監理部門に関する技術的体験論文を口頭試験前に提出
※選択科目免除者は必須科目についての技術的体験論文を口頭試験前に提出

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