資格のケンサク

上級システムアドミニストレータ

資格or検定
資格
難易度
★★★★★
取得期間
3ヶ月~6ヶ月
受験費用
5.100円
合格率
8%
試験回数
年1回
主催
独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター

上級システムアドミニストレータってどんな資格?

企業内のシステム管理者の能力を認定する、エンドユーザ向けの国家資格です。

利用者側において、業務の中でどのように情報技術を活用すべきかについて判断するために必要な知識・技術を持ち、情報化リーダーとして業務改革・改善を促進する技術となります。

システムアドミニストレータの2つある試験のうちで上級はかなり難易度の高い試験です。

業務活動の中心的役割を担う立場において、行方技術の活用手段を検討し、システム提供者に的確な機能モデルを提供すること、および情報技術の活用を念頭においた経営戦略の提示を行うことにより、企業内システムの効率化と経営層の適切な判断を推進することが主な仕事内容です。

ほとんどの職場にパソコンが導入されている現在、回を重ねるごとに受験者が増え、上級を取得すれば活躍の幅が広がるだけではなく、企業によっては資格手当てがつく場合もあります。

情報セキュリティアドミニストレータを同時に取得すれば、多くの顧客情報を扱う金融や流通事業での活躍も期待できます。

上級は初級とは異なり、合格率が急激に低下するほど難関なのでしっかりとした準備期間が必要になります。

上級システムアドミニストレータを取得すると出来る仕事

上級システムアドミニストレータ 就職先

OA販売会社、コンピュータメーカー、ソフトウエアメーカー、一般企業、人材派遣会社、コンサルティング会社など

システムアドミニストレータ

一般的にコンピュータシステムの利用者の立場から、日常的な運用・管理・保守に関する作業を行う仕事です。

情報の利用者として、業務の改善や情報の利活用を促進するための企画を立て、必要に応じて他部門との調整など、システム部門と協力しながら情報化の推進を行います。複数の業務をマネジメントし、能動的に業務改革や改善を行う重要な役どころです。

システムアナリスト

企業や組織の経営戦略に基づいて情報戦略を立案し、情報システム開発においては全体計画、個別計画の立案、策定を行い、その開発・導入プロジェクトを支援し、同時に業務のシステム化を監督・監修します。

システム開発における最上流の担当者であり、能動的にシステム開発計画を提案します。

システムエンジニア

ユーザーの目的にかなったコンピュータのシステムを設計する仕事です。システム開発に必要な情報を分析する技術力はもちろんのこと、柔軟な思考力、想像力が必要とされます。

システムを設計するのが仕事になるので、コンピュータの知識だけでなく、システム化する物に関する知識が必要になります。

カスタマーエンジニア

コンピュータが常に良好に作動するように、メインメンテナンスを行うのがカスタマーエンジニアの仕事です。定期的にユーザーを巡回訪問してコンピュータの状況をチェックします。

その際、故障があれば修理もします。ソフト・ハードに限らず問い合わせに対応しなければならないので、コンピュータ(ソフト・ハード)知識に加え、ユーザーとのコミュニケーション能力が欠かせません。

上級システムアドミニストレータの特徴

学校における優遇制度

合格者に対して奨学金を給付したり、入学金免除や授業料減免、単位認定などの優遇措置を行う多数の学校があります。

奨学金を授与する大学には新潟国際情報大学、入学金および1年次授業料を免除する大学には上武大学があり、そのほか入試優遇制度を実施している学校は258校、単位認定を実施している学校は77校あります。

国家試験優遇制度

合格者は国家試験(中小企業診断士、弁理士)の一部免除が受けられ、教育採用選考試験でも試験の一部免除を実施する県市があります。

上級システムアドミニストレータ合格者は弁理士の情報通信学の科目が免除となるほか、情報処理に係わる資格による教育採用選考試験一部免除に対応している10県市(北海道、宮城県、秋田県、埼玉県、三重県、熊本県、大分県、鹿児島県、札幌市、仙台市)で高等学校等の工業及び商業受験者に第1次試験の専門検査(Ⅰ)の免除が受けられます。ただし、資格の種類によって免除が適用されない場合もあります。

ローン金利優遇

合格者に対して金利優遇をするローン商品を提供している金融機関があり、スルガ銀行エスイーバンク支店では「ITサポートローン」商品における最大1.5%の金利優遇を、GEコマシューマー・ファイナンス株式会社では資格取得者に対しての最大0.2%の金利優遇を行っています。

受験内容

■午前試験:多肢選択式(四肢択一)
①コンピュータシステムⅡ(1.ハードウェア、2.基本ソフトウェア、3.システムの構成と方式、4.システム応用)、②システムの開発と運用Ⅱ(1.システムの開発、2.システムの運用と保守)、③セキュリティーと標準化Ⅱ(1.セキュリティ、2.標準化)、④情報化と経営Ⅲ(1.情報戦略、2.企業会計、3.経営工学、4.情報システムの活用、5.関連法規)
※Ⅱ・Ⅲは技術レベルを表し、Ⅲが高度。
※システムの開発と運用Ⅱと情報化と経営Ⅰは重点分野です。
■午後試験Ⅰ:記述式
①業務システム改善計画の立案(業務体系の把握、業務内容の調査・分析、情報技術を活用した業務改革・改善、業務システム改善の企画、業務システム改善案の費用対効果分析・優先順位付け・事後評価、情報システムの企画・提案・実現・評価 など)、②情報システム構築マネジメント(機能・性能要求の設定、安全性・信頼性・障害対策要求の設定、運用・保守要求の設定、ソフトウェアパッケージの選定、ヒューマンインタフェースの設計・開発、システム企画・システム設計・運用計画のレビュー、テスト基準・テスト手順の作成、テストの実施と評価、検収 など)、③情報システム利用のためのマネジメント(システム利用の促進、情報化推進のための教育体制、教育メニューの立案、情報化推進のための組織・体制の立案、業務マニュアル・運用マニュアルの整備・オンライン化、データの活用、システム運用・情報システムの状況把握、セキュリティ対策、知的所有権 など)
■午後試験Ⅱ:論述式(小論文)

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